イーデン校の学園祭目前。
執行部に所属するダミアンとアーニャは、
各クラスや団体の出し物のチェックを行っていた。
模擬店や簡単なゲームなど店の中、
異彩を放っていたのが「恋するサイコロ生活」という出し物。
成績上位者が多く所属するその研究室の出し物は、
最新のテクノロジーを駆使した、
結婚生活を体験できるという大がかりなものだった。
怪しい宣伝文句に躊躇うダミアンだったが、
執行部として危険がないかチェックが必要。
反対にワクワクしているアーニャと一緒に、
試運転をしてもらい、体験することとなった。
リビングを模した教室に入ると、一般夫婦の朝の場面だとナレーションが流れる。
ナレーションに従い、照れながらも「おはよう」と挨拶するダミアンとアーニャ。
次の指示はテーブルの上にあるサイコロを振る事だった。
サイコロを見てみると目の代わりにあったのは。
「頭を撫でる」「正面からハグ」「背中からハグ」
「ほっぺにキス」「おでこにキス」「唇にキス」
「こんな破廉恥な出し物はだめだ！」と抵抗するダミアンだったが、
一度プログラムを動かしてしまうと中断はできないと言われ、
入り口のドアは施錠されている。
続きは本編でー。
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